20170918「繋~Tsunagu~」ついに完成
2018/06/27
新聞の折り込みにこのようなチラシを入れました
あとは9/18のオープンハウスにどれだけの
人が来てくれるのかワクワクさん、、
そして当日。。。
あれ?全然人がこないぞ。
つか今日はいつにも増してだれも外歩いてないぞ!?
そうだ、今日は台風だ。。。
運悪くリノベーションハウスの公開当日は
台風直撃のニュースでもちきりで、天候が
すこぶる良くなかったのでした。
それでも結果的に町内外から思ったより
見学者が来てくださいました。
まったくもってありがたいことです。
見学者と一緒にリビングのプロジェクターで
今までの作業内容を振り返りました。
スケール(メジャー)の使い方も知らないど素人
がよくここまで出来たよね、となつかしみ
もう終わったんだなぁ、
とちょっとセンチメンタルバスに
でもそんな気持ちを鋳物の薪ストーブが
あったかい気持ちにしてくれました。
薪ストーブの燃料は今回の作業で出た廃材です。
連日の疲れがピークとなり、
オープンハウス終了後こんな感じに
その後復活してババ抜き大会へ
後ろでおじさんたちが優しく見守ります笑
負けた人にはきびしい罰ゲームが。
ティッシュでこしらえたこよりを鼻に入れられる
というとんでもない恥ずかしめを受ける罰
楽しい時間も長くは続かず、
ついにお別れのとき
リーダーからの最後のあいさつ
涙をこらえ、笑顔を絶やさずに話していましたが
終盤でついに大粒の涙がぽろぽろと。。
ということにはならず最後まで笑顔で
軽快なトークをしてました。
まったくかわいげのないリーダーめ
他のメンバーも誰一人泣いていませんでした。
感動のお別れになるのかと期待していた自分が
おろかでした。。。
最後に記念撮影。最初から面倒見てくれた
馬狩のおっちゃんがなぜかみんなよりノリノリデシタ
おろしポン酢くらいのさっぱりした別れでしたが、
ドミグラスソースくらい濃厚な作業期間でした。
みんなの熱い気持ちはこの住宅に置いてある
ノートに書いてあるので、これから訪れるで
あろう移住体験の方に読んで頂き、新たに感想
を追記して頂きたいです。
また、土間の壁がコルクボードになっているので、
そこにぬまたでの思い出の写真を貼って頂きたいです。
振り返ってみると、
この官学連携事業は成功したと感じます。
当初の想定通り、
学生さんにとっては
・まるごと一軒の空き家を改修する経験が積めた
役場にとっては
・空き家問題解決&移住定住に取り組めた
といったウィンウィンの関係になれたからです。
さらには
・各種メディアに取り上げられた大学や沼田町
・学生とふれあい刺激を受けた住民
・様々な人の助けを借りつつ仲間と課題を
クリアして人間的にも成長した学生
等々、結果的に多方面で想定を超える
シナジー効果を生んだからです。
来年もぜひ継続していきたい取組みとなりました。
この日までのことは10/7の
北海新聞夕刊の1面に掲載されました
最後に学生のみなさん。
寝食をともにしていくにつれ、
お互いの価値観や性格の相違も見えてきて、
衝突したこともあったかと思います。
でも最後まで一人も脱落することなく
セルフリノベーション住宅を完成させてくれました。
工具の使い方講習会のときには、
玄翁(げんのう)という言葉も知らず、
あのおじさんハンマーのこといってるんだよ
とフォローしなくてはならないほどで、
建築学科なのにその辺の素人と変わりませんやん
と心の中でツッコんでしまいました。
しかし、みなさんは真摯に取り組み、
先生やアドバイスをくれる人たちから多くのこと
を吸収して上達し、作業効率がアップし、
さらにはあんどん祭りにも積極的に参加して
ほぼ町民となり、だれもがいいねと言ってくれる
ような住宅に仕上げてくれました。
ほんとうにありがとうございました。
みなさんに出会えてよかったです。
社会人になってもお元気で!
またぬまたに遊びにきてください
このシリーズを楽しみに読んで下さった方々、
どうもありがとうございます。
恒例のドラマチック前後は以下で公開しています。
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