沼田町の中心部に一軒家を建て、2016年に留萌市から移住したのが河淵将之さん、綾さん、心咲(みさき)ちゃんご一家。ご主人も奥様もまちにご縁があるわけではありませんでしたが、今やすっかりご近所にも馴染んで暮らしを楽しんでいます。移住を考えたきっかけや沼田町を選んだ理由、ライフスタイルを尋ねようと、モダンなお宅の扉を開きました。

旭川市や留萌市、深川市への
アクセスの良さがピカイチ!

Q.おじゃまします!わぁ、内装もオシャレな雰囲気ですね。
将之さん:そうですか?正直、こだわりはないんです(笑)。
Q.またまたご冗談を〜。
将之さん:いやいや、本当に。いくつかのハウスメーカーのモデルルームを見学して、気に入った雰囲気を参考にしました。モダンな感じというざっくりとしたオーダーしか持ってなかったんです。
Q.ふむふむ。でも、一軒家へのあこがれはずっと?
将之さん:子どものころにはあこがれがあったけれど、就職して仕事に熱中するうちに気持ちが薄れてきちゃって。でも、この子(心咲ちゃん)が生まれる前に、何となく建てたいと思ったらどんどん建てたくなってきたんです。

綾さん:主人はこういう性格なんです(笑)。
Q.ところで、仕事って何をやっているんですか?
将之さん:道北では大きめのネットワークを持つカーディーラーの営業職です。
Q.大手というと転勤は避けられないのでは?
将之さん:もちろん覚悟の上で…というかソコがミソでもあるんです。
Q.ん?どういうことですか?
将之さん:ウチの会社は本社を構える旭川市を中心に留萌市や深川市、士別市などに店舗を展開しています。実は今も沼田町から留萌市の店舗に通っていますが、深川留萌自動車道を使えばクルマで30分程度。都会と比べたって通勤時間が長いというワケじゃないでしょう?それに、旭川市や深川市に転勤になっても十分に通勤範囲内です。
Q.なるほど!各店舗へのアクセスが良かったんですね。
将之さん:そういうことです。沼田町は周辺都市の中間地点でもありますし、深川留萌自動車道に乗り降りしやすい立地なので。まぁ、さすがに稚内市の店舗に異動となると通うわけにはいきませんが、その時はその時(笑)。

経済的メリットと子育て支援、
老後の安心も移住のポイント!?

Q.アクセスだけなら近隣のまちも候補地だったのでは?
将之さん:家を建てようと思ってからは近隣市町村の移住受け入れの取り組みを比べました。
Q.決め手になったことって何ですか?
将之さん:ヒトコトで言えば、イイことがいっぱいあるところ(笑)。まずは土地が安いということに加え、住宅の新築奨励金が他に比べて段違いに手厚いんです。

綾さん:確か500万円以上のサポートが受けられるはず。ウチのケースは言えませんが(笑)、住民税も留萌市より安くなりましたし、経済的なメリットが大きいことはやっぱり大事ですからね。
Q.綾さんは田舎暮らしに抵抗はなかったんですか?
綾さん:旭川市で働いている時に主人と出会いましたが、もともと出身は中頓別。まちの規模はむしろ大きくなったくらいなので、「ああ…田舎に来ちゃった…」なんて思いはありませんでした。

将之さん:住民生活課の移住定住応援室に相談に来たら、暮らしの面についても親身に教えてくれたんですよね。コンビニもあるし、スーパーの「ダ*マルシェ」が新しくオープンすることも聞いていたので不安はありませんでした。それこそ24時間営業のチェーン店はないけれど、静かで落ち着いた雰囲気はわが家に合っているかな。
Q.移住してきた時、お子さんは?
綾さん:確か1歳だったと思います。中学生まで医療費の面倒を見てもらえるとか、ワクチン接種や健康診断も助成が受けられるとか、小学校が新しくて教育が進んでいるのも大きなポイントでした。

将之さん:老後も除雪費や生活支援費のサポートがあるなど、将来的には自分たちにもメリットがありますし…気が早い話かもしれないけれど(笑)。

移住者がとけ込みやすい、
町民のウエルカムモード。

Q.沼田町暮らしには慣れましたか?
将之さん:移住者を受け入れてくれる土壌が根づいているんでしょうね、引っ越ししたら近所の方から「初めまして〜」と声をかけてもらって。

綾さん:わりとすぐに、町内の方とウチでお酒を飲んだもんね。
Q.打ち解けるのが早くないですか?
沼田神社への奉納の時にお神輿が家の前を通るっていうので、「新築だからお参りをしますか?」と。せっかくだからお願いしたら、町内の方がお神輿を担いでやって来てお酒をふるまってくれたんです。

綾さん:こういう人の良さもまちの自慢よネ。私は月に3回古民家カフェの子育てイベントに参加していて、あっという間に人間関係も広がりました。
Q.心咲ちゃんはまだ保育園には?
綾さん:そろそろ生活も落ち着いてきたから、私も子どもを預けて働きたいと思っているところ。以前は介護の仕事をしていたので、沼田町でも経験を生かしたいですね。幸い、福祉施設の働き口はあるようですから。
Q.なんだか順風満帆。今後、家族でやりたいことは?
綾さん:私は習い事にも行きたいし、いずれはキャンプも楽しみたい!

将之さん:習い事はイイネ!ぜひ行っておいでよ。
Q.習い事「は」ですか?キャンプはどうなんでしょう。
将之さん:イヤ〜自分はどちらかというとインドア派だから(笑)。でも、来年はお隣のおじいちゃんが土地を使って良いっていうから畑にもチャレンジするし、家の前をアスファルトにするのでBBQもしてみようかなって。
Q.まずは近場のアウトドアから。
将之さん:その通り!沼田町に来てから、家族でできることは確実に広がっています。まちの皆さんの人柄は良いし、町民のライフステージに合わせた手厚いサポートが多いし、ぜひ僕らと同じ子育て世代にも目を向けてほしいですね!