原田さんは震災を機に沼田町に移住されました。今では花農家として自立され、すっかり沼田町の住民として暮らしておられます。そんな原田さんにまちなじみの秘訣を聞いてみました。

Q:町に来たきっかけは?
奥さん:東日本大震災で被災して夫が元の会社で働くことが難しくなり、沼田町に避難者として受け入れてもらいました。当時、避難者を受け入れている自治体のなかで、希望していた施設園芸で新規就農の募集があったのが沼田町だったんです。
Q:最初にお付き合いがあったのはどんな方々でしょう?
奥さん:移住や農業研修に関しては町役場が窓口になってくれました。農業の研修先も役場の方の紹介で決まりました。最初は町営団地に住んでいたので近所の方にもいろいろと助けてもらいました。
Q:現在はどんな方が頼りになりますか?
奥さん:やっぱりママ友かな。「コストコ行くけどなんか買ってこようか?」なんて連絡が来ます。子供がいると生活の中での関心ごとも似てくるので、ママ友とは何かと頼りにし合っています。
Q:町になじんだと思ったときは?
奥さん:セコマやスーパーで会ったママ友と話し込んでしまうときかな。沼田町にきて1年以内にはそういう感じになりました。
Q:町になじむためのポイントは?
奥さん:沼田町の人は気さくな人が多くてしゃべりやすいですよ。小学校の参観日に子供を待っているうちに親だけでしゃべったりして仲良くなれます。(笑)
旦那さん:生活していたら自然に人とのつながりはできると思います。
(このインタビューは2019年2月13日に実施しました。)