源さんは沼田町役場で特産品開発をする栄養士として日々メニューの研究に取り組まれています。真剣にお仕事に取り組まれる一方、源さんは持ち前のキャラクターですぐに町になじみ、移住数か月で「もう何年いるんだっけ?」と言われるほどに。そんな源さんのまちなじみストーリーをお楽しみください。

Q:なぜ沼田町に?
源さん:沼田町役場に栄養士として採用されたのがきっかけです。以前も別の場所で栄養士をしていましたが、こちらに「商品開発をする栄養士」という面白そうな求人があったのが決め手でした。
Q:商品開発とはどんなお仕事ですか?
源さん:今の仕事は沼田町のトマトケチャップや地元の食材などを使ったレシピを考えることです。町内・町外の方々に食べてもらえる逸品を作ることが目標です。
Q:仕事で直面した問題はありましたか?
源さん:着任した当時は何をしたらいいかわかりませんでした。自分でできることを手探りでみつけていく感じでした。そんなとき職場の方々に積極的に質問してみたら、みんな快く相談にのってアドバイスをくれました。対応の優しさがあり、一人ぼっちで仕事するんじゃないんだなと思いました。
商品開発は一人で考えていても、アイデアが出てこないことがあります。いろんな人に会って話すことがアイデアにつながります。
Q:実際、いろんな人と話す機会はありますか?
源さん:沼田町食生活改善協議会で、事務局をやっているということもあり、町のお母さんたちと交流があります。また町の異業種交流団体に参加していて、役場を超えて、この方々はこの業種とかだいたいのイメージをつかむことができました。この団体への参加を勧めてくれたのは、通勤時に会う自動車関連会社の社長さんでした。朝、道で会った時に君の仕事ならいろんな人と知り合った方がいいとアドバイスをもらいました。町営体育館でやっているミニバレーにも参加しています。沼田町はスポーツも盛んでレベルが高いです。
Q:町になじんだと感じたのはいつでしょうか?
源さん:いきつけの飲み屋のママに下の名前で呼ばれたときです。町に来て数か月で下の名前でよばれるようになりました。気が付いたら、「あやめ、これ持っていって」と名前で指示されるようになっていました。まだ沼田町に来て1年ちょっとですが「4年くらいいるでしょう」と言われます(笑)。

(このインタビューは2019年1月17日に実施しました。)